「I’m sitting on the fence.」はフェンスに座ってるという意味だけではありません!
今回の英語ワンフレーズは
"I'm sitting on the fence."
です。
sitting を抜きにして、"I'm on the fence."という言い方をしたりもします。
もちろん、これは直訳すると「フェンスに座っている」という意味になりますが、ネイティブは「迷っている、どっちつかずでいる」という意味でよくこのフレーズを使います。
頭の中で、フェンスに跨っていて右に降りるか左に降りるか迷っている人をイメージすると、このフレーズの意味がなんとなく理解できるんじゃないかと思います。なので主に、2つの選択の間で迷っている時に使える表現ですね。
例えば、何かを買うか買わないかで迷ってる時。そんな時にはこのフレーズが使えます。
Jake: So, have you decided to buy that car?
(それで、あの車買うことにしたのか?)
Tom: Nah, I'm still on the fence about it.
(いや、まだ迷ってるんだよね)
(それで、あの車買うことにしたのか?)
Tom: Nah, I'm still on the fence about it.
(いや、まだ迷ってるんだよね)
他にも、はっきりとした答えを出さずに曖昧な態度を取りたい時にも使えます。
Luke: You are going to vote for me over Jake, right?
(ジェイクじゃなくて俺に投票するよな?)
Tom: Um, actually, I'm still on the fence about it.
(いやあ、実はまだ決めてないんだよね…)
(ジェイクじゃなくて俺に投票するよな?)
Tom: Um, actually, I'm still on the fence about it.
(いやあ、実はまだ決めてないんだよね…)
このように、心の中でトムは本当はジェイクに投票しようと思ってるけれど、ルーク本人にそれを言いたくなくて言葉を濁すためにこのフレーズを使うなんてこともできちゃいます。
感覚的には、"I'm not sure〜"と同じような使い方ができると思っておいて大丈夫です。
ただ、トムのような態度を取り続けていると、どっちつかずの人というレッテルを貼られてしまうので注意しましょう!
Jessica: I swear to god, Tom always sits on the fence about everything!
(マジでトムっていっつもどっちつかずだよね!)
(マジでトムっていっつもどっちつかずだよね!)
2つの選択の間でどちらにするか決めかねている時や、心の中では答えは出てるけど言葉を濁して曖昧な返事をしたい時などには、是非このフレーズを使ってみてください。