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Netflixのリアリティ番組「ベイキング・インポッシブル」が面白い!

Netflixオリジナルのリアリティ番組「ベイキング・インポッシブル」が面白い!

ベイキングインポッシブル
10月6日に、Netflixオリジナルのリアリティ番組「ベイキング・インポッシブル」の最初の6話の配信が開始されました!
リアリティ番組好きの私も早速観てみたのですが、中々面白かったので今回の記事ではこの番組について感想など色々書いていきたいと思います。

「ベイキング・インポッシブル」って何?

「ベイキング・インポッシブル」は、Netflixオリジナルのお菓子作りの腕を競うコンペティションリアリティ番組です。
この番組と他のお菓子作りがテーマのリアリティ番組の最大の違いは、この番組ではパティシエとエンジニアが2人1組となって様々な個性あふれるスイーツを作るところです。
パティシエは分かるけどエンジニアってどういうこと?って思いますよね。
この番組では、ただお菓子を作るだけでなく、エンジニアの力を借りて船やロボットなど普通のお菓子作りを超えたスイーツを作らなくてはならないのです。
ちなみに、こういったお菓子を作るジャンルは「ベイキング(お菓子作り)」と「エンジニア」を合体して「ベーキニア」と呼ばれるそうです。

審査員には、イギリスのお菓子作りの腕を競う超有名なリアリティ番組「ブリティッシュ・ベイクオフ」に挑戦者として出演していた、アンドリュー・スミスなどを迎えています。
ベイクオフのファンでもある私としては、あの頃審査される側だったのに審査する側になるなんて!と少し感慨深かったです(笑)
ちなみに、彼が出演している「ブリティッシュ・ベイクオフ シーズン7」は現在Amazonプライムビデオで視聴可能です。

「ブリティッシュ・ベイクオフ シーズン7」の視聴はこちらから

Amazon Primeビデオ

「ベイキング・インポッシブル」の主なルール

「ベイキング・インポッシブル」では2つの評価項目に分かれて評価が行われます。

1つ目は「品質検査」。
このテストでは、挑戦者達が作ったお菓子がどれだけの耐久性があるか、正しく機能しているかなどをテストします。
例えば、1話で船のお菓子を作る課題が与えられた場合には、実際に作った船がスタートからゴール地点まで45秒以内に渡りきる事ができるかというテストが行われました。

2つ目は「デザートの実食テスト」。
お菓子作りの腕を競う番組なので、もちろんデザートの実食も行います。このテストでは挑戦者達が作ったお菓子の一部を審査員達が実際に食べて批評します。

各エピソードごとに、優勝チームと脱落チームが1チームずつが選ばれます。
上記の2つのテストの合算で一番成績の低かったチームが脱落し、一番成績の高かったチームがその課題の優勝チームとなります。

最終的に2つのチームが残り、ファイナルの成績によって優勝者が決められます。

個人的な感想

以下、ネタバレしまくりの個人的な感想ですので、未視聴の方はご注意ください。

1話〜6話

本当に食べ物で作ったとは思えないようなお菓子がいっぱい出てきて、すごく面白かったです。
特に5話のお菓子で作った服でファッションショーをする課題は、個性的でお菓子で作ったとは思えないほど完成度の高い服がいっぱいあって一番個人的には楽しめました。

私のお気に入りのチームはシンディ&テイラーチームとスティーブ&ルネチームですね。
この2チームの作品が一番見た目的にクオリティが高くて見てて面白かったです。
シンディ&テイラーチームのお気に入りの作品は1話目の蝶の船で、スティーブ&ルネチームのお気に入りは5話目の妖精がテーマの服かなあ。どっちもすごい綺麗でよかった。
ランディ&ジェイコブチームのジュークボックス型ロボットもすごい良かった。

ただ、「ベーキニア」というジャンル自体はすごい面白いコンセプトで良かったのですが、リアリティ番組としてみるとこの番組はちょっと色々改善の余地があるかな、と思いました。
まずは、エンジニアの技術のレベルが人によって全然違うという点。
パティシエの方はそこまで技量の差を感じないのですが、エンジニアの方は人によってミス連発しまくりの人がいたり、すごい技術が安定している人がいたりして、技術のないエンジニアとペアになってしまったパティシエの人がちょっとかわいそうだしフェアじゃないなと思いました。
番組に起用する前に技術力のテストとかをする必要があったのかも。

また、もう一つ気になったのが番組の編集の仕方で大体誰が脱落するのかわかってしまうという点。
大体リアリティ番組に慣れてくるとそのエピソードの編集の仕方によって誰が脱落するのか分かるようになってくるのですが、この番組はそれが一際分かりやすくて誰が脱落しちゃうんだろう、というドキドキ感があまりなかったです(笑)
挑戦者が自分のことを話すシーンがあったらそのチームは大体そのエピソードで優勝するか脱落するんだろうなって言うパターンが2話目くらいで読めちゃったので、編集の仕方をもう少し工夫して欲しかったです。

あと番組のコンセプト上仕方のないことではあるのですが、作ったお菓子とかって多分殆どは食べないで処分されちゃうんだろうな、と思うとすごい食べ物を無駄にしてる感じがしてちょっとなー、と思ってしまう…まあそれ言うなら観るなよって感じかもしれませんが(笑)

とまあ、色々と文句を書いてしまいましたが、今までに見たことないコンセプトの目新しさもあって普通に面白かったので、リアリティ番組好きの方には間違いなくお勧めできます。

「Summer of 85」あらすじ・ネタバレ感想・その他おすすめ作品など

『Summer of 85』あらすじ・原作・感想・視聴方法

summerof85

あらすじ

主人公であるアレックスの乗っていたヨットが転覆してしまったところをダヴィドに助けてもらい、2人は出逢う。だんだんと仲が深まっていくうちに友達以上の関係になる2人だが、幸せな時間は長くは続かなかった。
ダヴィドはどうして死んでしまったのか、アレックスの視点から彼等の一夏の恋が語られる…。

原作


おれの墓で踊れ (徳間文庫)

原作は、イギリスの作家エイダン・チェンバーズの「おれの墓で踊れ」。
映画では85年のフランスが舞台ですが、原作本の舞台はイギリスで、主人公の2人の名前もハルとバリーという名前で映画とは異なります。
この原作本のタイトル「おれの墓で踊れ」というのがこの物語のカギを握っているので、どういう意味を持っているのか気になる方は、ぜひ映画または原作本をチェックしてみてください。

ネタバレ感想

(以下、ネタバレありの感想なのでまだ観ていない方は注意して下さい。)

初恋のときめきと喜び、そして痛みと哀しみを繊細に表現している素敵な作品でした。
まず特筆したいのはその映像美。
舞台である80年代のフランスの雰囲気がとても綺麗で素敵で、どこか「君の名前で僕を呼んで」を彷彿とさせます。(監督が「君の名前で僕を呼んで」にインスパイアされたとインタビューで述べていたのでやっぱり意識して撮ったんだろうな、と観ていて感じました。)
メインであるアレックスとダヴィドを演じる役者さんの演技が良く、2人の相性も良かったので、そのおかげで物語の説得力が更に増していたように思います。

映画の前半では、2人が出会ってどんどん仲良くなっていく様子が描かれています。2人の幸せな様子が良く描かれていて、だからこそ映画の後半の展開がよりドラマティックに感じられました。
この物語のターニングポイントは、やはりケイトのことで争う2人の喧嘩のシーンですね。このシーンから、初恋の幸せに浸っていたアレックスの世界ががらっと変わりどん底に落ちてしまいます。
最初観終わった後は、ダヴィドは2人の関係をただの楽しいお遊びだと思っていて、それをナイーブなアレックスが本当の恋だと勘違いしちゃったんだろうな、ダヴィドも酷い男だな、と完全にアレックスの視点からの感想が浮かんできたんです。ただ、観終わった後に少し考えてみたら違う解釈が生まれて来たんですよね。
ここからはあくまで私の考察になるんですが、ダヴィドが色んな人と寝て遊ぶのは、本当に人を愛するのが怖いからなんじゃないかなと思うんですよね。(父を失った事で大事な人が出来るのを恐れているのかも。母の話だとちゃんとした友達もいないようだったし)
でもアレックスのことを本当に好きになっていく自分に気づいてわざと突き放したのかなとか。だって本当にアレックスのことが大事じゃなかったら、ダヴィドの性格からしてわざわざ喧嘩した後追いかけないと思うんですよね。それにアレックスが去った後のダヴィドは、まるで自分が別れを告げられたかのようにただ呆然とその場から動けずにいるんです。
そういう姿を見ると、やっぱりアレックスのことを大切に思っていたんじゃないかな、という気がするし、だとするとアレックスのことをちゃんと想っていたからこそ、彼を追いかけて事故に遭って亡くなってしまったんだなと、更に彼の死が悲しく切ないものに感じられます。

物語自体はとても悲しいものなのですが、最後にはアレックスが2人の思い出を文にすることで、一歩前に進むことが出来て終わるので、不思議と後味はそこまで悪くなかったです。
ただ、ダヴィドがもし死んでなかったらあの後2人はどうなっていたのかな、仲直りしたのかなとかやっぱり考えてしまいますけどね。

『Summer of 85』はどこで観れる?

『Summer of 85』は、8月20日から全国の映画館で上映中です。
上映されている映画館の情報は、『Summer of 85』の公式サイトをチェックしてください。

『Summer of 85』に似たおすすめの作品

君の名前で僕を呼んで

君の名前で僕を呼んで
感想でも書いた様に、映像美と一夏の恋、というテーマがとても似ているので『Summer of 85』が好きな方には間違いなく刺さる作品だと思います。アカデミー賞にノミネートもされた有名な作品です。

ボーイズ


BOYS/ボーイズ [DVD]

思春期の男の子達の恋を描いたピュアで繊細な作品。映画の雰囲気が『Summer of 85』に似てるのでこちらもおすすめ。

彼の見つめる先に

彼の見つめる先に
盲目の男の子とそのクラスメイトの恋を描いた作品。こちらもピュアで繊細な作品で、『Summer of 85』好きの方に刺さること間違いなしです。

「ル・ポールのドラァグ・レース シーズン13」ネタバレ感想・お気に入りのクイーンなど

「ル・ポールのドラァグ・レース」シーズン13

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「ル・ポールのドラァグ・レース」のシーズン13がついに6月11日からNetflixで配信開始されました。
という訳で今回の記事では、シーズン13の個人的な感想や私のお気に入りのクイーンなどについて色々書きたいと思います。

個人的な感想

(以下、ネタバレしまくりの個人的な感想なので、未視聴の方は注意してください。)

シーズン全体の感想

1話目のリップシンクでグループ分けするのって、あれ必要でしたかね?普通にシーズン12のようにランダムにグループ分けするので良かったような気が…。それに、勝ち組と負け組みたいな構図も個人的には見ててあんまり楽しくなかったです。

あと、全部で16話はやっぱりちょっと長く感じたかなーと。特にリユニオンとフィナーレを除いた14話中5話も誰も脱落しないエピソードがあったのがよりそう感じさせる原因だったのかもしれません。いつもの全14話が丁度いいんだなと改めて思いました。

あと気になったのが、今回の審査員の決断に所々納得いかないところがありました。個人的にシーズン11が一番審査員の決断に納得のいかないシーズンだったのですが、それに次ぐか同じくらい今回のシーズンも納得いかないことが多々ありました。

なんかすごいネガティブなことばかり書いてしまいましたが、納得のいかない部分はあくまで製作スタッフ側の問題であって、今回のクイーン自体は魅力と才能に溢れたクイーン達ばかりですごい好きなキャストでした。特に、ドラァグ・レース初となるトランス男性のドラァグ・クイーンをキャスティングしたのは素晴らしい決断だったと思います。

チャレンジ

今シーズンのチャレンジは、前回のシーズン12同様デザインチャレンジが1つしかなく、デザインチャレンジが好きな私としては少し物足りなかったです。

一番好きだったチャレンジは恒例のメイクオーバーチャレンジですね。コロナの影響で今までのように一般人や脱落したクイーンを呼ぶことが出来ないため、ペアになってお互いをメイクオーバーすることになったのですが、むしろそれが良い方向に働いて今までで1番好きなメイクオーバーチャレンジだったかもしれません。お互いになりきってランウェイを歩く姿は新鮮で、新たなクイーン達の一面を見ることが出来てすごい面白かったです。
ただ、1つ文句があるとすればこのチャレンジに関してはペアで審査するのは少しフェアじゃないかなーと思いました。

あとは3話のボークチョップチームの「フェノメノン」のパフォーマンスもすごい良かった。
そのパフォーマンスがこちら。

フェノメノン
正直リップシンク勝者組のパフォーマンスよりこっちのチームのパフォーマンスの方が断然良かったと思うのは私だけでしょうか?(笑)

ランウェイ

今シーズンのランウェイは、すごい良いものもあれば、すごい酷いものもある印象でした(笑)

特に、5話のララ・リのバッグの服、12話のキャンディのビースト、14話のキャンディのポケットルックは全シーズン合わせてもワースト10に入るんじゃないかってレベルでちょっと酷かったです(笑)
ララ・リのバックのやつに関しては、もうあれは正直服ですらないレベル(笑)

逆に印象に残ったすごい良かったランウェイは、4話のシモーンのドゥーラグルック、5話のユーティカの寝袋の服、7話のデナリのシャンデリアルックとシモーンのビーズルック、フィナーレのシモーンの黒白ルックとゴットミクのエレガンザルックなどですかね。
あと、9話のシモーンの髪飾りがテーマのランウェイのメッセージ性には鳥肌が立ちました。こればっかりは実際にエピソードを見てチェックして欲しいランウェイです。

シモーン、ゴットミク、ユティカが私が選ぶ今シーズンのランウェイクイーンかな。

リップシンク

今シーズンは全体的にリップシンクのレベルが高かったように思います。ただ、逆にフィナーレのリップシンクは今までで一番微妙でした…。(無観客だったのも要因の一つかもしれませんが)

特に印象的だったのは、3・4話のデナリ、5話のララ・リ、7話のララ・リとエリオットのリップシンクですね。1話のデナリがアイススケート用の靴を履いたままリップシンクしていたのも凄すぎました。
今シーズンのリップシンク・アサシンを選ぶとしたら個人的にはデナリですね。

お気に入りのクイーン

ロゼ


とにかく何でも出来る才能に溢れたクイーンです。

歌、踊り、演技、即興劇、アドリブ、スタンダップコメディ、裁縫と本当に何でもこなせて逆に何が出来ないの?ってレベルで多才。3話〜13話の11話中8話もトップ3に入ってたのはさすがに凄すぎる。強いて言うならリップシンクが弱点かもしれませんが、でもそれを補うくらい全シーズン合わせてもトップクラスに入るくらいのオールラウンダーで、今シーズンの私のお気に入りのクイーンの1人になりました。

シモーン


とにかくランウェイがすごい印象的。今シーズンでは一番シモーンのランウェイを個人的に楽しんでいたと思います。

彼女のランウェイは美しいのはもちろんなんですが、メッセージ性が強いものや、黒人文化を強く象徴したものが多くて、そういった意味でも彼女のランウェイはすごい良かったんですよね。
ただ、ランウェイを得意とするクイーンなのに裁縫が出来ないのはちょっとどうなの?とはちょっと思いました。でもそんなのどうでも良くなるくらい魅力に溢れていて、優勝するのに相応しい素晴らしいクイーンでした。

デナリ


私が選ぶ今シーズンのリップシンク・アサシンです。
プロのフィギュアスケーターなだけあって、とにかく彼女のパフォーマンス力が素晴らしかった。特にすごかったのが3話の「100% Pure Love」のリップシンクで、もう本当に最初から最後まで彼女のパフォーマンスに釘付けでした。

でもリップシンクだけじゃなく、スナッチゲームやランウェイでのシャンデリアルックなどなど、色々な面でも魅せてくれた私の今シーズンお気に入りのクイーンです。

Netflix「The Circle アメリカ編」シーズン2が面白い!感想やその他オススメ番組など

Netflixオリジナルのリアリティ番組「The Circle アメリカ編」シーズン2が面白い!

ザサークルシーズン2
皆さんは、Netflixオリジナルのリアリティ番組「The Circle(ザ・サークル)」を知っていますか?
ネットフリックスには、様々なオリジナルのリアリティ番組があるのですが、その中でも「The Circle」は、面白い上にこのコロナ禍にもピッタリな番組でとてもおすすめです!
なので、今回の記事ではそんな「The Circle アメリカ編」シーズン2の紹介・個人的な感想を色々書いていきたいと思います。

「The Circle」って何?

「The Circle」は、元はイギリス発のゲーム型リアリティ番組で、現在ではイギリスの他にアメリカ、ブラジル、フランス版も作られていて、今とても人気があります。
日本では、アメリカ・ブラジル・フランス版の視聴が可能で、ちょうど今アメリカ版のシーズン2が放送(配信?)中です。

「The Circle」の主なルール

まず「The Circle」の大前提として、プレーヤー(出演者たち)は皆番組が用意したアパートメントで暮らします。ただし、他のプレーヤーと直接会う事は一切禁止されていて、プレーヤー同士のコミュニケーションは全てLINEのようなメッセージツールを用いて行われます。
ソーシャルディスタンスが求められるコロナ禍にピッタリの設定ですよね。
また、プレーヤー同士の直接の接触がないため、中には他の人になりすまして参加するプレーヤーもいたりします。

プレーヤー達は、定期的に他のプレーヤー達にランキングを付ける「レーティング」というものを行います。そのレーティングでトップ2になった2人はインフルエンサーと呼ばれ、プレーヤーを1人追放する権利が与えられます。

そうして何人もの人が追放されていき、最終的に最後のレーティングで1位となった人が優勝者となります。

シーズン2のここが良い!

「The Circle アメリカ編」のシーズン1も十分面白かったのですが、ブラジル編やフランス編と比べると、プレーヤー達があまり作戦を立てたり戦略を練ったりすることがなくて、ただプレーヤー同士が仲良くコミュニケーションをとっているのを見てるだけな感じがして、少し物足りなかったんですよね…。
ただ、今配信中のシーズン2では、プレーヤー達が色々な戦略を練りながらゲームに挑んでいるので、最初の4話だけで既にシーズン1よりも見応えがあります!

なので、シーズン1を見てみたけどあんまハマらなかったな…と言う方も、とりあえず「The Circle」に興味があるから見てみたいという方も、まずはシーズン2から見てみることを強くおすすめします!

個人的な感想

以下、ネタバレしまくりの個人的な感想ですので、未視聴の方はご注意ください。

1話〜4話

プレーヤー達が皆色々と同盟を組んだり戦略を練ったりしていて既にシーズン1より見応えがありました。
最初テリリーシャとサバンナが意気投合して2人共インフルエンサーになったと思ったら、どんどん2人の意見が食い違っていって、最終的にはテリリーシャチーム対サバンナチームみたいな構図になっていく一連の展開には目が離せませんでした。
結果的にサバンナが先に追放されてしまいましたが、テリリーシャは結構思ってることを口に出しちゃうタイプなので、彼女の命もあまり長く無さそう。

最初に追放されてしまったのはブライアントでした。
彼みたいな見るからにいい人そうなタイプは、こういうゲームでは脅威とみなされてしまうからあんまり向いてないんですよね。ただ、もしブライアントがリバーよりテリリーシャと良い関係を築く事が出来ていたら違った結果になったとは思いますが。

次に追放されたのはサバンナでした。サバンナは自分では戦略的にプレーしてるつもりなんでしょうが、あんまり賢くプレー出来てなかった印象でした。
①他の女性達(テリリーシャ、エミリー、クロエ)とのグループチャットでトレバーの事を怪しいといっておきながら、インフルエンサーとしてトレバーを救ったことで、他の女性達の信頼を失う
②その後、エミリーとクロエとのグループチャットで何故トレバーの事を救ったのかという納得のいく論理的な説明をきちんとしない
インフルエンサー同士のチャットで、クロエと同盟を組んでおきながら、クロエの事をあまり信用してない事をテリリーシャに伝える
④テリリーシャに追放する人を伝える役割を任せておきながら、ブライアントが追放された事を悲しむ大げさなメッセージを投稿した事で、テリリーシャの反感を買う。
これだけ色々なミスをしているので、正直エミリーとクロエがインフルエンサーになった時点で彼女が追放されるのは目に見えてました。

私が今個人的に応援してるのは、リバーもといリーなのですが、彼はこれからもっと強い絆を他の人と結んでいかないと近い内に追放されちゃうかもしれませんね…。特に、テリリーシャが多分そのうち追放されてしまうと思うので、そうしたらエミリー、クロエ、コートニーあたりともっと仲を深めておかないとやばそう。

次に追放されるのは、テリリーシャかランスじゃないかな、と私的には予想しています。

5話〜8話

前回の予想通り、テリリーシャとランス、そしてエミリーが追放されてしまいました。

今のところ8話までで一番良いポジションにいるのはクロエですね。リバーとコートニーとの同盟関係だけでなく、トレバーやキャットとも仲が良くて、もはや決勝行きは確実と言っても良さそう。ただ、優勝となってくると一番人気のある人が必ずしも優勝する訳では無いのでまだ分かりませんが。
あと思ったのは、クロエはおバカキャラなイメージですが結構鋭いところもあってコミュニケーション能力も非常に高いところが侮れません。彼女みたいなタイプはこのゲーム向いてるなと今回のシーズンを見ていて思います。

私が個人的に応援しているリバーもといリーは、思ったよりも賢くプレーしてるな、と今回の4話を見て思いました。
①有名人で金持ちのランスが優勝することは無いだろう、という理由でランスを残しておく判断をする(結局ランスはその後追放されてしまいましたが)
②エミリーとトレバーがなりすましだろうと言うのを見抜いた上で、自分がなりすましなのを上手く隠すためになりすましを追放しようとする
など、これだけ見てもちゃんと色々考えてプレーしてるのが分かります。あとは、クロエとコートニー以外との関係も深めていけば決勝に行けそうですね。

コートニーはジョーカーとして完璧に作戦を遂行していたし狙い通りテリリーシャとエミリーを追放する事に成功してはいたのですが、リバーとクロエ以外にはそこまで仲が良い人がいないのか、8話のレーティングでは追放スレスレの6位でした。他の人との繋がりを増やしていかないと、このままだと追放の可能性もあり得ると思います。

また、ジョーカーといえばミッチェルがジョーカーの正体を見抜いていたのは少し意外でした。彼は思った以上に鋭いところがあるみたいなので、これからどう動いていくかが楽しみですね。

エミリー(ジャック)とランス(リサ)が協力して1人のプレーヤーを演じるというアイディア自体は面白いんですが、リサもジャックもなりすましが上手く無い上に、本人達もキャラクターとしてあまり面白みがないため、個人的にはあんまり期待は出来ないかも…。
このアイディアは、仲の悪いサバンナとテリリーシャの2人がやったほうが100倍面白そうだったのに、と残念に思わずにはいられません(笑)

9話〜12話

今回の4話もプレーヤーが色々と戦略を練ったりしていて、凄い見応えがありました!

ジョンもといジャックとリサは、個々でプレーしていた時より2人でプレーしている時の方が何倍も面白さが増した気がします。今回は2人の掛け合いをかなり楽しんでみてました。

最初に追放されてしまったのはキャットでした。前回のレーティングでは、いきなり2位にランクインし絶好調だった彼女ですが、今回ではクロエの悪口をリバーとコートニーに話してしまうという大きなミスを犯したことで、最下位まで一気に下がってしまいました。誰かに疑いをかける時は、伝える相手をちゃんと見極めないと今回のように一気に人気がガタ落ちしてしまうんですよね。彼女は、あれさえなければファイナルまで残るポテンシャルはあったと思うだけに残念。

次に追放されたのは、ミッチェルでした。トレバーとミッチェルは、リバーとコートニーの強い同盟関係を崩すために色々と戦略を練っていましたが、結局作戦は失敗に終わってしまいましたね。作戦自体は失敗に終わってしまいましたが、12話でのレーティングを見る限り、クロエはおそらく4位か5位にコートニーに投票しているので、クロエとコートニーの仲を引き裂く事には成功したのかもしれません。ただ、どちらにしろミッチェルはリバーとコートニーの仲を引き裂く事に意識を向けすぎて、トレバーとキャット以外に良好な関係を築けていなかったのが1番の敗因だと思います。

結果、ファイナリストはクロエ、リバー、トレバー、コートニー、ジョンの5人となりました。
普通の人気投票でいけば優勝者はクロエかリバーが有力候補ですが、皆が戦略的に投票したらジョンが優勝することも十分あり得るのがこのゲームなので、最後まで誰が優勝するかは分からず目が離せません。

「The Circle」が好きな人にオススメのリアリティ番組

「The Circle」が好きな方にぜひおすすめしたいのが、ゲーム型リアリティ番組「ザ・チャレンジ(The Challenge)」

こちらは、「SASUKE」と「The Circle」を組み合わせたような番組で、「SASUKE」の様な身体能力が試される側面と、「The Circle」の様に他のプレーヤーに好かれるように色々戦略を練る側面があり、この番組も非常に面白いです。

「The Circle」以上に色々なドラマや策略があったりするので、そういったゲーム型リアリティ番組が好きな人には特におすすめです。

「ザ・チャレンジ」は、現在HuluABEMAプレミアムで視聴可能です。
各サービスへの加入はこちらからどうぞ。

【Netflix】「ル・ポールのドラァグ・レース」用語・フレーズ集

「ル・ポールのドラァグ・レース」の用語を徹底解説!

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今、世界で一番人気のリアリティ番組といっても過言ではない「ル・ポールのドラァグ・レース」。

ドラァグ・クイーンと呼ばれる女性の格好をしてパフォーマンスをする出演者たちが、優勝を目指して争うコンペティションリアリティ番組で、現在日本ではシーズン1〜シーズン12(また、その他派生番組)がNetflixで視聴可能です。

今回の記事では、そんな「ル・ポールのドラァグ・レース」を何倍も楽しむために知っておきたい、ドラァグクイーン特有の用語などを色々解説していきたいと思います。

lipsync(リップシンク)

リップシンクとは、いわゆる日本語でいう口パクのことです。
ドラァグ・レースでは、毎回そのエピソードで成績が一番低かった2人が脱落をかけてリップシンクを行います。

ドラァグクイーンにとって、リップシンクは特に重要なパフォーマンスの1つなので、脱落をかけたリップシンク以外にも番組では様々なリップシンクの課題などがあります。

shantay(シャンテ)

脱落をかけたリップシンクで勝ち残ったクイーンに、毎回ル・ポールが「shantay, you stay.」と告げます。

この「shantay」という単語は、元は"魅了される"という意味のフランス語「enchanté」から来ており、それが変化して「shantay」という単語が生まれたようです。

審査員が魅了されるようなパフォーマンスをしたクイーンが残る、ということを考えればこの単語の意味にも納得です。

sashay away(サシェイ アウェイ)

リップシンクに負けて脱落してしまったクイーンにル・ポールがかける言葉。
「sashay」が元々モデルのような歩き方をするという意味を持つ単語なので、日本語字幕ではよく「華麗に退場しなさい」という風に訳されています。

fish/fishy

fishというとお魚という意味を思い浮かべると思うのですが、ドラァグ・クイーンの間では、fish/fishyというのは女性らしいフェミニンなクイーンのことを意味します。

例えばシーズン6のコートニーなどが代表的な例だと思います。

gag(ギャグ)

主に何かに驚いたりした時などに使われる動詞。

"I was gagged.”のように、受動態で使われることもあります。

sickening(シックニング)

sickeningの元の意味は、「むかつかせる」「吐き気を催す」などのネガティブな意味なのですが、ドラァグ・クイーンの間では、褒め言葉として使われています。

日本語でいうと、「やばい」が一番近いかなと思います。
「やばい」も、元は悪い意味を持つ言葉ですが、今ではポジティブな意味としても使われていますよね。それと同じで、「sickening」もドラァグ・クイーンの間ではポジティブな意味で使われます。

kiki/ki ki(キキ)

主におしゃべりしたりゴシップしたりすることを表します。

「Let’s have a kiki」という曲があるので、聞いたことがある方もいるんじゃないでしょうか。

T/tea(ティー)

「T/tea」には主に2つの意味があります。

①一つ目の意味は、「真実」と言う意味です。「truth」の頭文字を取って「T」と呼ばれています。

②「ゴシップ」などの情報を意味する時もあります。というかむしろ、こっちの意味で使われることの方が多いかもしれません。

mug(マグ)

顔という意味のスラング。「face」という単語ももちろん使うのですが、ドラァグ・クイーンの間では、「mug」という表現を使うことも結構多いです。

read

簡単に言うと、誰かを批判・侮辱すること。

ドラァグ・レースではほぼ毎シーズン、クイーン達がお互いを侮辱(read)し合う、リーディングチャレンジという課題があります。
このチャレンジでは、お互いをいかに面白く侮辱することが出来るか、というクイーンの力量が試されます。

shade

誰かを間接的に批判・侮辱すること。
先程紹介した「read」は直接的な侮辱なのに対して、「shade」はどちらかと言うと間接的な嫌味のことを指す時に使われることが多いです。

tuck(タック)

ドラァグ・クイーンが、股間もっこりを無くしてより女性的な身体に見せるため、ナニを脚の間にしまう行為のこと。

これは正にドラァグ・クイーンならではの文化ですね。クイーン達の美しさは、こういった努力の上で成り立っているんだな、と改めて感じさせられる文化でもあります。

beat/beat one's face

「beat my face」なんて聞くと、普通なら「顔を殴る」とかそういった物騒な意味が浮かんでくると思いますが、ドラァグ・クイーンの間では、「beat」は完璧なメイクを施す行為のことを意味します。

death drop(デスドロップ)

片足を曲げて、地面に思い切り倒れるダンスの技のこと。
リップシンクの見せ場としてよく使われます。

言葉で説明しても分かりづらいと思うので、気になる方がいたらシーズン6のラガンジャのエントランスで彼女が見事なデスドロップを披露しているので、是非見てみてください。

また、ドラァグ・レースでは「デスドロップ」と言う言葉が使われていますが、ダンス業界では正しくはこの技は「Dip」と呼ばれているようです。

drag mother(ドラァグ・マザー)

ドラァグ初心者の子に色々とドラァグのノウハウを手取り足取り教えてあげるクイーンのこと。
逆に、drag motherに色々とドラァグに関することを教えてもらった子のことをdrag daughter(ドラァグ・ドーター)と言います。

ドラァグ・レースにも、今までに何人ものdrag motherとdrag daughterが登場してきました。
一番代表的な例が、シーズン5に出演していたアリッサ・エドワーズです。
アリッサが、シーズン2・3のシャンジェラ、シーズン6のラガンジャ、シーズン11のプラスティークなど、色々なクイーンのドラァグ・マザーというのは、ファンの間では結構有名です。

まとめ

今回は、「ル・ポールのドラァグ・レース」で使われる様々な用語やフレーズを解説してみましたが、いかがだったでしょうか。
ドラァグ・レースで使われる用語を知っておくと、更に番組を楽しむことが出来るので、番組を観る際には是非この記事を活用してみてください。